2005-01-01から1年間の記事一覧

Vol.136 マリアージュ フレール 〜 お茶の博物館

銀座の表通りから一歩路地を入ったところにマリアージュ フレールという世界35ヶ国450種類のお茶が揃う紅茶の量り売りブティックがある。店内には季節の茶器と共に数々のお茶が並ぶ紅茶専門の老舗だ。本店の中は少しアンティークで優雅な趣、地下はちょっと…

Vol.137 ベルギービールオフ 〜 銀座Favori

今日は、異業種の仲間たちと久しぶりに銀座でビールオフ。Favoriというお店でいろいろな種類のビールを楽しむ。ベルギービールが主であるが、その歴史は中世に修道院の僧が造りはじめたことに始まり、それから独自の気候や風土による状況から様々な進化を続…

Vol.135 Live8 2005 〜 ほっとけない 世界のまずしさ

飢餓で苦しむエチオピアの救済のために多くのミュージシャンが集結した伝説的なコンサートから20年…。今月のG8に先駆け、世界7カ国で同時開催された「Live8」のダイジェスト版が深夜放映されていた。日本でも幕張メッセで、ドリームズ・カム・トゥルーや海外…

Vol.134 ブエノスアイレス 〜 森山大道写真展

新宿のエプサイトで森山大道氏の「ブエノスアイレス」が開催されている。会場では取材中の森山大道氏を記録したムービーが流れていて、それも後々ゆっくりと見る機会がほしいと思った。作品はエプソンのインクジェットプリンタでプリントアウト。同じく経師…

Vol.133 レジャーホテルフェア2005

お台場の東京ビックサイトで開催されている「レジャーホテルフェア2005」に行く。アロマ関連のクライアントの展示ブースがあるのだが、入り口で受付を済ませて中に入る。仕事の関係や趣味も含めて、いろいろな展示会に足を運ぶ機会が年に数回あるけど、デザ…

Vol.132 写真はものの見方をどのように変えてきたか 〜 モダンエイジ

恵比寿の東京都写真美術館では、写真の発明から現在までの歴史が「10周年記念特別コレクション展」という形の4部構成で開催されている。前回に続き、第2部は「創造」というテーマで、ピクトリアリズム(絵画主義)からシュルレアリズム時代の前衛的な写真も多…

Vol.131 アンデスのこころ-インカ帝国の末裔たち 〜 田沼武能写真展

仕事の合間に新宿のエプサイトで開催されている写真展に行く。この場所での展示作品は、撮影されたネガフィルムをスキャンしデジタル処理で画像補正をかけてからプリンタで出力されている。会場にはインクジェットプリンタによる高精度の写真制作を行う際の…

Vol.129 台湾広告賞展 2005 〜 アド・ミュージアム東京

今年は年初から仕事が立て込んでいるけど、特に5月の連休明けからは雑用とともにフル回転という感じで、なかなか美術館や写真展を見にいく時間がとれない。今日は久しぶりに旧友がスタッフをしている映像イベントがあるので汐留を訪れた。 はじめに電通本社…

Vol.130 音像Garden Light & Flower 〜「光り咲く汐留」

汐留シティセンターのライトタワープラザ。目前には日テレタワーやカレッタ汐留のビル群、そしてゆりかもめが空中を走る。そんなビルの谷間で映像と音によるイベントが行われた。 音楽家で映像作家の金大偉氏が汐留で繰り広げる空間イベントで、ビルの壁面に…

Vol.128 Pauliina Lerche ソロ公演 〜 アサヒスクウェア

フィンランドの伝統楽器カンテレの奏者である、Pauliina Lercheのソロ公演が浅草のアサヒスクウェアで行われた。彼女はフィンランドではよく知られている、メジャーなグループ「ヴァルティナ」の初期のメンバーでもある(国内でもいくつかのCDが発売) アコー…

Vol.127 フィンランドの伝統楽器カンテレの音を聴く 〜 LABO

フィンランドの伝統楽器であるカンテレの奏者のMEMNONとPauliina Lercheが来日した。日本での公演の前、その音を聴くために今日も松涛の隠れ家のようなお店に音楽の好きな仲間が集まった。 カンテレとはフィンランドの民族楽器で、日本で言うとお琴のような…

Vol.126 プライベートストーリー 〜 沢田教一写真展

横浜の高島屋ギャラリーに沢田氏の写真を見に行った。今年はベトナム戦争終結30年にあたる。彼がカンボジアの道で狙撃され命を落としたのは34歳という若さであった。 今回は、ビューリッツァ賞を受賞した「安全への逃避」とともに、故郷の風景や、当時の米軍…

Vol.125 Odd Rock Festival Vol.2 〜 原宿アストロホール

昨年に続き、よく訪れるBarに集まる面々がRock Festivalを実現した。ライブは、原宿のアストロホールで行われ、朝からリハーサルに続き、フィンランドのアーティストも加わってのイベントとなる。 それぞれのグループが、公演直前まで仕事の合間に打ち合わせ…

Vol.124 誰も見たことのないもうひとつのパリ〜田所美恵子・針穴写真

銀座のポーラ ミュージアム Annexに針穴写真を見に行った。今日は田所氏のギャラリートークもあり、この撮影法との出会いやその後の活動経緯など興味深い話を聞かせてもらう。現場で作品を創ることに専念しているだけにこのようなワークショップ的な活動は少…

Vol.123 超ビジュアル− 映像・知覚の未来学 〜 東京都写真美術館

恵比寿の写真美術館に買い物ついでに立ち寄った。夕刻近くなので今日は映像展示を見た。今年、美術館は10周年ということで特別企映像展が前期後期に渡り開催される。歴史装置ともいえる幻灯機や年代物のコレクションは滅多に見られないものだ。 印刷物にも使…

Vol.122 KingCrimsonのヴァイオリン弾き来日!〜David Cross Ba

アサヒ・アートスクエア(アサヒスーパードライホール4F)で、キング・クリムゾン黄金期のメンバーとして活躍したヴァイオリニスト David Cross (デイヴィッド・クロス)のバンドの公演が行われる。今日は、トーク・Q&Aセッションが公演前に行われ、Davidの…

Vol.121 初めて浅草の雷門へ行く 〜 浅草寺から隅田川(吾妻橋)

黄金期のKing Crimsonのメンバーであった、ヴァイオリニストのDavid Crossがバンドを率いてアサヒ・アートスクエア(アサヒスーパードライホール)にやってくる。 今日はその公演の前に、会場がある浅草駅からすぐ右手にある雷門に立ち寄ってみることにした。…

Vol.120 2005 Norwegian Jazz Week 〜 新宿 Pit Inn

今日から新宿のPitInnでNorwegian Jazz Weekが始まった。初日は、Tord Gustavsen Trio。 来週13日まで、愛知Expoでのステージも含めて数日間の公演が続く。渋谷のShibuya O-Nestでの最終公演では、特別に3人ユニットも編成され。「奇想天外抱腹絶倒ライブ」…

Vol.119 満開の桜の下で再会 〜 洗足池公園でお花見

洗足池公園の弁天池の奥にはサクラ山という小高い場所があり、満開の桜の花がたくさんの木々の間で咲き誇る風景は壮観だ。眼下の池には鴨たちが遊び、ボートに乗る人もありゆったりとした時間が流れている。桜の木の下には、早くもお花見の場所を確保するた…

Vol.118 手作りのやすらぎの空間ができあがる 〜 Green River

友人が昨年から手掛けていたやすらぎの空間ができあがり、お店をオープンする前に写真撮影に行った。すべて自分たちで手作りした外観や内装は、角がなく丸みを帯び自然の光で満ちている。花壇に何気なく埋められている炭や、丸っこくかたどった土で覆われた…

Vol.117 奥本亮スペシャルライブ 〜 at morph−tokyo

奥本氏からライブがあるという連絡があり、夜は六本木のmorphへ。彼はLAを拠点にTOTOやナタリーコールなど世界中のアーティストたちと共に活躍するキーボーディストだ。今夜は、昨日ヨーロッパツアーから帰国してすぐの公演だった。 スモークが流される中シ…

Vol.116 音を極める!〜 最新音響技術とオンド・マルトノ演奏

今日は、クラリネット奏者の鈴木生子氏からのお誘いで「ライブを再現する最新音響技術」という高品質ライブ音場再現方式と、ライブ演奏を見るために友人たちとNHK放送技術研究所に行った。 技術的なものについては、違う会場での演奏を他の会場でそのまま再…

Vol.115 フォトイメージングエキスポ2005〜デジタル現像の今

RAWデータの現像機能のあるアプリケーションのチェックと、最新のカメラをちょっと見るためにフォトイメージングエキスポが開催されている東京ビックサイトへ行った。ここのところデジタル写真が随分と普及してきたために、アナログからの移行で手間取ってい…

Vol.114 美しく楽しい心地よい本たち〜お気に入りの洋書

デスクまわりの整理を兼ねて、仕分けの終わっていない本の山に手をつけることにした。でもついつい本を開いて見てしまうんだな〜。昨年は、あちらこちらの展覧会に行ったこともあり、美術関連のものも多く本の移動と書棚のほこり払いでちょっとした大掃除に…

Vol.113 アーキラボ〜建築・都市・アートの新たな実験展

森美術館で開催されていた「アーキラボ」は、1950年代から現代までの建築に関する膨大な作品の展示である。会場は4つのセクションからなり、建築家やアーティストたちが様々なアイデアを形にした模型や多数の素描や映像による作品が展示されていた。 1. 躍動…

Vol.112 渋谷のGallery&Barで〜クリエーターオフ

午前中は息子の高校の卒業式に出席し、夜は友人と渋谷で待ち合わせ、参加しているクリエーターコミュニティのオフに顔をだした。お店は、オーナー自らデザインしたTシャツや、陶芸作品なども並ぶ不思議な雰囲気の空間だった。クリエーターが参加するコミュニ…

Vol.111 中目黒でポットラックパーティー〜音楽三昧の週末

中目黒にうちで経営しているイタリアンのお店がある。開店からもう30年くらい経つのだけど、このたび閉店することになり、それでは最後にと…友人たちがポットラックパーティーをやろうということで午後から集まってくれた。(自分の仕事とは別経営なので私は…

Vol.110 田園調布のBarでミニライブ〜音楽三昧の週末

週末ということで、友人がミニライブをやるというので、仕事の後に食事を済ませてから田園調布のお店に向かった。駅から数分の住宅街にあるスペースにいつもの面々が集まる。今日はお酒と共にめずらしい魚の干物などもテーブルに並び、揃って乾杯!みんなで…

Vol.109 文化人たちが愛した店〜街の喧騒の片隅で

仕事の打ち合わせの後、友人と立ち寄ったのが路地裏の古くて懐かしい感じのレトロな喫茶店。表通りのビル街の喧騒なんて、まるで感じさせない独特の雰囲気の路地裏なんだけど、このお店は特に個性的だ。見る人によっては妖しい雰囲気さえする。建物の素材に…

Vol.108 摩訶不思議なパフォーマンス〜MOMIX「オーバス・カクタス」

先日に引き続き、東京国際フォーラムにMOMIXの「オーバス・カクタス」を観にいった。今日のプログラムは、砂漠からインスピレーションを得たという。動植物の動きをアクロバティックに表現していた。このプログラムの音楽は、環境音楽というジャンルを確立し…