Vol.128 Pauliina Lerche ソロ公演 〜 アサヒスクウェア

Vol.128 Pauliina Lerche ソロ公演 〜

フィンランドの伝統楽器カンテレの奏者である、Pauliina Lercheのソロ公演が浅草のアサヒスクウェアで行われた。彼女はフィンランドではよく知られている、メジャーなグループ「ヴァルティナ」の初期のメンバーでもある(国内でもいくつかのCDが発売)
アコーディオンとカンテレを操り、伝統的な中にも現代の音が混じり合った独特な音楽を魅せてくれた。軽快なダンス音楽や弾き語り、そしてエレクトリック・カンテレを膝の上におき、ハープのように奏でる音は透明で、観客がみんな聴きこんでいるのがわかり、ライブならではのその場の空気ができあがる。そうかと思えば今度はカンテレを肩からストラップで下げ、ギターのように弾きながら歌う〜最後は曲の合間にフォークダンスのようにピョンピョン跳ねる彼女がちょっとコミカルで微笑ましかった。この会場は横に広いので、ソロではどんな感じかなと最初思っていたが、彼女は充分な存在感を見せてくれたのであった。

公演の詳細はOffice Ohsawaにて

→写真はフォトログに掲載