Vol.129 台湾広告賞展 2005 〜 アド・ミュージアム東京

今年は年初から仕事が立て込んでいるけど、特に5月の連休明けからは雑用とともにフル回転という感じで、なかなか美術館や写真展を見にいく時間がとれない。今日は久しぶりに旧友がスタッフをしている映像イベントがあるので汐留を訪れた。
はじめに電通本社地下にあるカレッタ汐留にあるアド・ミュージアム東京で台湾広告展の作品を見に行く。ちょうど台湾から訪れている人たちと一緒になり、説明を聞きながらまわることができたのはラッキーだったが、最後にはあやうくレセプションの部屋に通されそうになり出口に向かう^^; 作品はストレートな表現や強烈なものも多く、予想していたよりも以外に現代風でかなりおもしろかった。
ここは広告を専門とした図書館で、常設展として江戸時代〜戦前・戦後を経た現代の作品まで、さまざまな貴重な広告資料が展示されている。デジタルアーカイブも豊富で、ギャラリーと共にラウンジ的なスペースでもある。観覧も無料なので、広告にあまり興味がない人でも歴史的な資料として一度訪れてみるとよいかもしれない。20世紀を10年ごとに区切ったスペースには、その時代の広告印刷物や一般に出回ったヒット商品などがコラージュのように並べられている。その展示方法もおもしろいが、何度見ても時代背景や広告と社会の繋がりを感じさせいろいろと想いが広がる。
アジア最大の広告祭-アドフェスト2005展も7/2まで

■Web〜広告展パンフレットより
いまアジアの広告界が国際的な脚光を浴びています。(財)吉田秀雄記念事業財団では、昨年に引き続き台湾の「中国時報」社が主催する「第27回時報広告金像賞」受賞作品、および「自由時報」社の「4A自由創意賞」の受賞作品をご紹介いたします。
私たちにとって馴染み深く、かつ強烈な個性を発揮する優れた広告作品の数々を通して、台湾広告界の現状はもとより、台湾社会の活き活きとした息吹を感じとっていただければ幸いです。この企画の実現にあたっては、中華民国国際行銷傳播経理人協会(MCEI)の全面的なご協力のもとに、「中国時報」ならびに「自由時報」両社に作品のご提供をいただきましたことを、感謝の意を込めて申し添えます。
財団法人 吉田秀雄記念事業財団
理事長 木村 庸利

台湾広告展

→写真はフォトログに掲載