Vol.225 勝沼 葡萄の里で瓢箪に出会う 〜 ワイングラス館

先週末は、山梨の勝沼に立ち寄ってから伊豆へ行くことになりました。勝沼という場所は、葡萄の産地として農園がたくさんある地域です。山梨を訪れることは多いのですが、この地域のワイナリーや昇仙峡あたりは一度行ったことがあるだけで、市街地にある農園…

Vol.224 六本木に新たなアート空間誕生 〜 国立新美術館 建築ツアー

2007年1月、東京六本木に新たなアートエリアが誕生します。今日は、そのオープンに先駆け美術館の建物や機能面にスポットをあて、より多くの人に知ってもらうという主旨で建築ツアーが開催されました。 美術館の近くまで行くと、街の一角に大きく波打つガラ…

Vol.223 大磯宿 湘南平360度のパノラマ 〜 相模湾を望む

そろそろ季節物の入れ替えなどもあり、週末は大磯の家で過ごしました。台風一過で気持ちのよい晴天の朝、少し高台にある家の最上階からは初島に並び大島がくっきりと見えます。高いところから見る景色はなぜか気分のよいものですね。 午後からは買い物帰りに…

Vol.222 文京区本郷 スローなカフェ「金魚坂」

先週、地元のお祭りで金魚を数匹引きいただきました。少し前から気になっていた「金魚坂」というところに、さっそく水草などを見に行ったのですがそこには何と金魚釣りもできるカフェが…。東京メトロ本郷三丁目の交差点から歩くこと数分、住宅街の路地裏に「…

Vol.221 昼下がりのライブパフォーマンス 〜 MODEA in 六本木

六本木ヒルズがオープンしてからもう数年が経ちますが、高いビルとその谷間というイメージのある人もいるかもしれません。私はこの近辺は仕事や遊びにと比較的利用する機会も多いのですが、意外にもビルの裏手には小さな庭園や池があったりと都会のオアシス…

Vol.220 熱海「起雲閣」で昭和〜大正浪漫の建築様式に出会う

連休後の平日、仕事がひと段落してから熱海まで車を走らせる。毎月伊豆に静養に行っている義父母を迎えに行くついでに温泉やジャグジーにつかったり、釣りをしてひと休みする機会が多くなっている。 今回は時間もあったので、以前から気になっていた「起雲閣…

Vol.219 「光の作家展」グループ展 〜 銀座小野画廊 II

ライカ初の直営店となる銀座店の2階サロンにセバスチャン・サルガドの写真展「INDIA」を見るために立ち寄った。一時はマグナムにも参加した写真家で、作品はインドで撮影されたものが十数点。その後は友人が作品を展示しているグループ展のオープニングがあ…

Vol.217 シーカヤックでを海上散策 〜 インナーハーバーにて

カヤックの操作の練習と体力チェック?を兼ねて、横浜のインナーハーバーの中をシーカヤックで海上散策をする。こういうものは、ひととおりの操作方法を覚えたら、後は何回か繰り返し体感して動きや感をつかむのが一番だよね…と思っているうちに、前回から奥…

Vol.218 カラフルな「IKEA ROOM BOX」 〜 横浜赤レンガ倉庫

スウェーデン発の世界最大級の家具店「イケア」が日本上陸してから数ヶ月、この9月には港北店がオープンするそうだ。それに先駆け横浜赤レンガ倉庫に6つの大きな箱と黄緑色の大きな椅子が出現した。 インナーハーバーの水上をちょっと散策した後、遅めのブラ…

Vol.216 大正モダニズムと広告展 〜 アド・ミュージアム東京

汐留のアド・ミュージアム東京で特別企画として「大正モダニズムと広告展」が開催されている。(9/23まで) この時代の広告やポスターにとても興味があり、最近はいろいろな角度から展示されているものを見る機会がある。広告・印刷、写真・絵画、歴史・文化……

Vol.215 岡本太郎「明日の神話」再生プロジェクト 〜 東京汐留

巨大壁画『明日の神話』一般公開最終日。今日はカフェで壁画を見ながら月末仕事の原稿を書こうと汐留へ行く。 メキシコで保存されていることが発見されてから、これは直接見ておきたいとずっと思っていたら…今日が最終日。広場には、岡本太郎の特徴あるオブ…

Vol.214 光の魔術師 インゴ・マウラー展 〜 東京オペラシティ

東京オペラシティのアートギャラリーにて、「光の魔術師 インゴ・マウラー展」が開催されている。会場にはデザインされた照明たちと光の遊びが融合しちりばめられていた。光が作り出す影やそのしかけがおもしろい。奇抜なデザインのものでも、ちゃんとプロダ…

Vol.213 スタンディングバーQ (キュー) 〜 恵比寿にて

友人たちと新鮮なお刺身とビールでくつろいだ後、スタンディングバーに行く。恵比寿駅からすぐの路地裏、白い建物が仄かに浮かび上がっている。ちょうど、お気に入りの板蕎麦屋さん「香り屋」のすぐ先だ。 お店に入るとイベリコ豚などの燻製が豪快にカウンタ…

Vol.212 旧朝香宮邸のアール・デコ 〜 東京都庭園美術館

目黒の東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)にて3年振りとなる建物公開展が催されている。これまで非公開であった1階の「小客室」改修工事完了に伴い行われたものだ。会期中は特別企画として茶室「光華」の公開や夜間鑑賞、限定エリアでの館内撮影許可などもあり、…

Vol.211 麻布十番納涼祭り 〜 十番稲荷神社

六本木方面に散歩に行ったついでに麻布十番へ…毎年恒例となっている夏の納涼祭りがこの週末の3日間行われているのだ。商店街の各店の出店や昔懐かしい屋台が通りの両側に並びつくす。全国の特産品を料理し販売したり、お祭りの定番、金魚釣りやヨーヨーやラ…

Vol.210 四谷の裏通りでジンギスカン 〜 「子羊料理 赤丸ヂンギス」

今日は友人宅にて、着物の着付けのレクチャーを…。祖父母から譲ってもらった着物を持ってきた友人が、着付けの手ほどきをうけるということで遊びに行った。私も着物を最後に着たのは20代のお正月くらいだ…娘に浴衣の着付けをするのに去年はインターネットで…

Vol.209 ポスト・デジグラフィ [Post Digi-Graphy] 〜東京都写真美術

東京都写真美術館にて [ポスト・デジグラフィ] が開催されている。 地下の映像展示室入り口を入ると、すぐに森村泰昌の2枚の大きな「Mother(Judith I)」が目に入る。1991年の作品で西洋美術史シリーズのひとつだ。森村氏は、自らが肖像画に扮するセルフポ…

Vol.208 アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶

東京都写真美術館のホールにて、アンリ・カルティエ=プレッソンのドキュメンタリフィルムの期間限定上映が2週間だけ行われている。先日までの渋谷ライズエックスの上映スケジュールには時間をとれなかったので、ちょうどよいタイミングだった。 バッハのピア…

Vol.207 ピアノの音を聴きながら 〜 仲間とホームパーティ

友人たちが集まり…ピアノ(キーボード)の音やライブ映像を楽しみながらのホームパーティ。最近は、写真や映像を編集する機会が多いので、ピアノが得意な友人に小作品を作ってデジタル化してみたらどうだろうという話をしたり、映像の流れについての再確認など…

Vol.206 武田信玄の隠れ湯 〜 山梨の温泉にて

夏休みとはいえ人の少ないのんびりできるところ…しかも源泉かけ流しの湯で湘南の家から2時間程度で行けるところ…という条件で、90歳をすぎてもいたって元気な義父と両親とともに温泉行きとなった。今回訪れたのは、山梨の武田信玄の隠れ湯ということで、湯治…

Vol.205 ジャパンプレミア試写会にスーパーマン登場 〜 六本木にて

「スーパーマン リターンズ」(8月19日公開)のプレミア試写会に行った。19年ぶりとなる新作の公開に先駆け8月1日の来日記者会見に続き六本木ヒルズアリーナでジャパンプレミアが開催されたのだ。アリーナはスーパーマンカラーのブルーのカーペットが敷かれ…

Vol.204 シーカヤックで港を散歩 〜 横浜みなとみらいにて

今日は散歩がてら横浜みなとみらいまで車を走らせた。ランドマークに車を停め、ぶらりと大きな船があるマリタイムセンター(ボート乗り場)の方に行くとシーカヤックがいくつか見えたので近くに行ってみる。ちょうどインストラクターらしい人が「子供さんでも…

Vol.203 秋川渓谷 東京の自然の中で 〜 五日市から桧原村にて

今週も水辺で過ごしている。奥利根方面でカヌー遊びの予定だったのだけれど、山沿いはあいにくの天気で急遽秋川渓谷へ車を走らせた。子供の頃、父に連れられてよく家族であちらこちらの高原や清流沿いに遊びに行った。東京近郊を訪れた記憶もあるけど、この…

Vol.202 七夕JAZZ・アンビエントナイト 〜 あきる野キャンプビレッジ

東京の郊外、あきる野のキャンプ場にてプライベートなイベントがあり、友人たちとコテージのある川原に集まる。八王子ICから車で30分くらいのところだ。それにしても東京にまだこんなにも自然が残っている場所があるなんてちょっと意外だった。静かな川面に…

Vol.201 できゆくタワーの足もとで 〜 江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園で昭和30年代のくらしを再現した特別展示が行われている。以前から古い建築物に興味があったのであえて平日の午後に訪れてみた。小金井公園はとても広大なところで、一歩入って歩くと曇り空にもかかわらず緑がとても眩しかった。たてもの…

Vol.199 花、虫、スローライフの輝き 〜 熊田千佳慕展

熊田千佳慕(本名:熊田五郎 95歳)は、戦後デザイナー〜絵本作家として活躍。「プチ・ファーブル」という愛称で呼ばれ、心から自然の中の虫たちや草花を愛し、虫たちの生態を精密に表現する。「ファーブル昆虫記」はライフワークとして現在も昆虫記シリーズを…

Vol.200 絵と言葉のセンチメンタル 〜 山名文夫と熊田精華展

仕事の合間に近くの目黒区美術館に立ち寄った。資生堂の企業イメージを生み出したグラフィックデザイナーとしても知られている山名文夫と、その無二の親友でもある詩人-熊田精華の書簡など数々が展示されていた。今回の展示ては詩人としての山名氏に注目し当…

Vol.198 大鴻運天天酒楼(香港の味 広東料理店)にて

目黒にある大鴻運天天酒楼(たいこううんてんてんしゅろう)という本場香港の味を提供するお店に音楽関連の仲間たちが20数名集まった。中国では「大鴻運」とは「大きな幸運」という意味で、とてもおめでたい言葉だそうだ。甕出しの紹興酒をロックでいただきな…

Vol.197 カルティエ現代美術財団コレクション展 〜 東京都現代美術館

木場公園にある東京都現代美術館(MOT)で、カルティエ現代美術財団コレクション展が開催されている。テーマは「The unexpected 思いがけない遭遇」、そして会場にピックアップされた作品のキーワードは「ファンタジー・驚き・親密さ」。絵画や彫刻、写真、映…

Vol.196 Odd Rock Festival Vol.3 〜 六本木 EDGE

六本木のライブハウス「EDGE」で今年もOdd Rock Festivalが開催された。自由が丘にあるBarに集まる面々がここ数年開催を続け、早いものでもう3回目を迎えた。忙しいながらも当日の準備進行を進めてくれた仲間に感謝すると共に、毎回よい色合いになっていく音…