Vol.223 大磯宿 湘南平360度のパノラマ 〜 相模湾を望む

Vol.223 大磯宿 湘南平360度のパノラマ

そろそろ季節物の入れ替えなどもあり、週末は大磯の家で過ごしました。台風一過で気持ちのよい晴天の朝、少し高台にある家の最上階からは初島に並び大島がくっきりと見えます。高いところから見る景色はなぜか気分のよいものですね。

午後からは買い物帰りにランチを兼ねて久しぶりに湘南平を訪れました。湘南平は神奈川の景勝地として知られ、別名千畳敷とも呼ばれています。標高約180mの場所にはテレビの電波塔と展望台があり、一番上からは相模湾の海岸線や房総から伊豆方面まで一望でき、まさに壮大な360度パノラマの風景が見渡せます。設置された双眼鏡を使うとベイブリッジから東京の副都心あたりまで、反対側には初冠雪を観測された富士山も間近に見られ開放感いっぱいです。

すぐ下の高麗山公園にはフィールドアスレチックの遊具もあるので子供が小さい時は、家の裏手からここまでのハイキングコースを利用してよく訪れました。桜やつつじの季節は見事な花も楽しめます。ちょっとした散歩道としては最適なところなので、これからは紅葉もきれいになるシーズン、熟年の方のグループでも気軽に歩けるコースとして、多くの人たちがリュック姿で訪れます。ここのところウォーキングも兼ねて、あちらこちら散策に行くことも多いので、家の近くにハイキングコースがあるのはうれしいことです。

大磯はプリンスホテルロングビーチがあることでも知られていますが、東海道五十三次で江戸から数えて8番目の宿場でもあるのです。国道沿いに出ると今でも松並木が残っているのは、約約400年程前に街道に松並木が植えられ東海道が整備され、一里塚や宿場が設けられたことからはじまります。当時は、参勤交代や行商などに利用されたそうです。その後も幕府や地元の人々により保護され、現在に受け継がれ大切に育てられています。県立大磯城山公園(元の三井財閥総本家別荘地)をはじめ、歴史的な史跡も多い地域なのであちらこちらをぶらりと散策してみようかなと思う今日この頃です。

今日は十五夜と満月続き…夕暮れ時にはちょうど特大の満月が空低く浮かび上がっていましたが、同じ月をご覧になった方も多いのではないでしょうか?

平塚観光協会
きまぐれハイキング

湘南平より

大磯より見える大島

湘南平より


→写真はフォトログに掲載(The photograph is published in the gallery)