Vol.104 年の終わりはいつものように音楽で…渋谷松涛のLABOにて

Vol.104 年の終わりはいつものように音

都心では今年初めての雪が降った。朝から大きな雪の粒が舞い、年末の雑用で走り回る中、積もったら車で移動できなくなるのではと心配だったけど、夕方には雨に変わったのでひと安心。
今年最後の仲間との集まりも、やっぱり音楽とおいしいワインで乾杯!
音楽関連での知人や旧友たちとの忘年会は、夕方から深夜まで続いた…。
渋谷のBunkamura近く、松涛にある隠れ家のようなこじんまりとしたお店に数十人は集まっただろう。年末の雑用を終わらせてからお店に向かうとキーボードとギターでアコースティックな演奏が始まっていた。年の終わり、みんなそれぞれの顔で集まり語り合う。毎年恒例になっているけど、名刺交換などする関係の人が誰もいないのがよい。音楽という好きなもので繋がっている輪が年々広がっていくのは楽しいものだ。
お店はオーナー手作りの洒落た内装でとても落ち着いていた。こじんまりとしているけど、おいしいワインとフレンチ・イタリアンのお皿が並び、その素材を活かしたシンプルなお料理のおいしさはかなり嬉しかった。旧友たちによる演奏は、クラプトンやクリムゾンの音あり、飛び入りで三味線が登場したり、吟遊詩人のような語りやラップがあったりと、ジャンルなど関係のないミニライブで盛り上がる。みんな音楽がいつでもどこでも切りはなせないものになっているようだ。
今年もいろいろな仕事をして、たくさんのものを見て、多くの個性的な人との出会いがあった。あと数日を残すばかりになったけど、みなさんよい新年を迎えてくださいね。