Vol.93 ヌーボー解禁〜遊び仲間との再会

ちょうど、新酒の解禁の季節…フリーランスで仕事をする前に勤めていたデザイン事務所の仕事仲間や、その頃の遊び仲間が集まり、みんなでヌーボーを楽しもうということになった。(別にヌーボーでなくてもいいんだけどね^^;)
フランスやイタリア各地のワインと、変り種のチーズや友人の手作りのお料理が揃い、友人の現在の仕事仲間などとも一緒にみんなで乾杯！おいしいお酒と心地よい仲間との時間があっという間に流れていった。
こうして、機会あるごとに集まる友人たちがあちらこちらにたくさんいるけど、この仲間に関しては、最後に会ってからちょっと時間が経っているので、とても懐かしく楽しみにしていた。最後に会ってから4〜5年は経っている。会えなかった人などは20年近く経っての再会となった。20年というとすごい年月だけど、会えばその頃のままの時間が再現され、すごく不思議な感じがした。こんなときにでるのは「みんな全然変わらないね」という言葉…。
私の友人や仲間は、年齢や仕事などを気にすることのないつきあいがほとんどのため、今ごろになって「確か私より年上だったよね」なんてことが多々ある。そんなことはどうでもよいのだけど、気づくと自分が結構年下というパターンもあり、遊んでいる頃いろいろと教えられたことも多かったんだなと今になって気づく。
山を歩き、温泉に入ったこと…その温泉の男湯からの眺めがよいというので、男友達に見張りをしてもらい女性陣が楽しんだことやいろいろな裏話、当時お世話してもらったこと^^;、オートバイに乗ってツーリングをしたことなどなど…思い出話は尽きない。中には「それって本当にあったことなんだよね？」というボケた確認をする人もいるけど、あまりに年月だけが過ぎているのに同じ仲間の顔が揃っているためか、時間軸が一瞬ずれているような感覚がした。
また、それらを仕事仲間であった友人が詳細に文章で記録してくれていたことを初めて知って、ちょっとした感激もあった。こういう記憶の断片というのは、こんなに時間が経った今となっては定かでない部分もたくさんあるので、写真と共にとても貴重な私たちの歴史だなと改めて思う。記録を残しておいてくれたこと、おいしいお料理とこのような時間を作ってくれたことにも改めて感謝である…こうした仲間と何年かして、山や温泉での時間を、また共有できる日を密かに楽しみにしていたりして…みんな体力つけておいてね(笑)。