Vol.84 ノスタルジックチャイナ〜横浜中華街

ノスタルジックチャイナ

今日の始まりは、横浜の中華街から…。
妹が甥っ子を連れて遊びにきたので、急遽横浜に遊びに行くことになった。新宿まで迎えに行き、そのまま首都高速へと車を走らせる。
中華街の入り口にある駐車場には、きれいな原色の獅子が飾られていた。10月1日には、国慶節で祝いの中国獅子舞や民族芸能などが行われていたようだ。太鼓や爆竹の音が街中に鳴りわたり、中国の伝統芸能でもある獅子舞が舞われる。あちらこちらからカラフルな色が飛び込んでくる町並みが、いっそう華やかになるのだろう。
横浜大世界…そこには1920〜30年代の上海、中国文化と西洋文化が融合した、妖しく華やかな世界ができあがっていた。「時と美食とエンターテイメント」時が止まった街。回廊には、やさしい光の中にオーナーや女優の書斎が再現され蓄音機や古い時計、画家や作家の机などが置かれている。階下の回廊では光のイメージが、妖しいげな空間に浮かび上がっていた。その時代の写真やポスターと思われるものや、衣装もあちらこちらに展示されていた。ホールは、1920〜30年代に上海の社交場として多くの人に愛された「百楽門」をモチーフとした空間になっていて、時の舞台では京劇や二胡の音を聞くこともできる。
子供は肉まんに目が行くだろうけど^^;、私にとっては異文化の匂いがする古い調度品や、その照明の使い方にとても興味があった。
それから中華街の中を歩きながら買い物などをしてから「よしもと おもしろ水族館」へ向かう。ここは中国南の島の小学校の中をモチーフに作られていて、おもしろい水槽にユニークな魚が300種3000匹もいる。こちらのほうが子供向きだったかなぁ。それにしても、どこもそんなに広いスペースではないのでコンパクトに廻ることができて、小さい子供たちや両親にもちょうどよい散歩時間だった。
みなとみらい線が開通したばかりの時の混雑ぶりは、ニュースなどで聞いていたのでしばらくしてから行ってみようと思っていたのだ。今日は午前中にひととおり見て廻ったのは正解だった。軽く飲茶でランチを済ませ、帰りに駐車場に向かう道はツアーの人たちも多く、土曜日のせいかすでに人の波ができていた。
午後には帰宅し食事の支度をしてから、夜は渋谷のO-Westに向かう…。
「Canterbury Week Japan 2004」というカンタベリーのフェスティバルが開催されていて、友人たちと来日中のRichard & Dave Sinclairのライブを聞きに行った。2時間を越える演奏はすばらしい公演だった。
そしてその後、別の異業種の仲間たちと新宿で久しぶりに会うというスケジュール…今日もエンドレスな雰囲気で。

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→写真はフォトログに掲載