Vol.66 テロと修学旅行の関係

テロと修学旅行の関係

ここ数年、世界ではいろいろな出来事があり情勢も変化しつつある。今回イラク戦争に伴うテロへの警戒という理由で、娘の修学旅行先がアメリカから北海道に変更になりとても悔しがっていた。旅行を計画し引率する側も大人数での旅となると、代案のないところでは中止せざるを得ない学校もでてきているようだ。

「今はアメリカなんていつでも行けるよ」という声もあるけど、その学年での修学旅行というのは、後にも先にも戻れない一度きりのものなのだ。事前のオリエンテーリングなどでいろいろとシュミレーションしていたものが、突然意味のないことになってしまうなんて、一つの歯車の動きがこんな小さなところにまで波及しているのかと思うとなんとも悲しいものだ。今日は、来週から旅行ということで買い物に数時間つきあい渋谷に出かけた。

テンションは一度下がるけど、予備知識はけっして無駄にならないであろうことは救いかもしれない。その前年には、語学研修でNZに行っていたのと、みんなで行くことに変わりはないのだからという気持ちの切り替えで、国内旅行に向けての準備開始である。今度は台風で北海道行きがなくなることのないように祈るばかり…。

ところで、今回の台風は大型で最後は北の地に上陸し過ぎ去っていった。ちなみに、この夏最大の台風のアジア名は、「チャバ(CHABA)」というそうだ。気象について、ちょっと調べる機会があり参照した「デジタル台風」というサイトのデータベースには、その他の情報についてもとても詳しく書いてある。その情報収集力はすごいものだ。ネットでの情報の蓄積をDBにし共有するというのは、まさしくBlogの活用の基本であることを認識させられた。