Vol.37 Trabandと遊ぶ

Angie2004-03-07

今月は、チェコプラハからTraband(トラバンド)というグループが来日。
渋谷のライブハウスでEastern Cabaret World「東から東へ」という公演が数日かけて行われた。
彼らの奏でる音からは、いろいろな感覚のストーリーがつぎからつぎへと溢れ出し、その底力から多くのパワーをもらったような気がする。音楽やジャンルにかかわらず気迫の感じられる表現を目の当たりにすると心が大きく動かされるものだ。

彼らの帰国直前、この公演を企画・主催した大沢氏、日本側のアーティストのプロデュースを手掛けた巻上氏 (ヒカシューのヴォーカルでもある)、そして旧友のOBAIWAのメンバーとともにTrabandのメンバーを囲み、自由が丘のとんかつ屋にてビール片手にDVDなどを見ながらの談笑。
…とは言っても、彼らはチェコ語である。細かい部分は間に英語のできる人が入ることで会話が成立するのだが、そこに音楽が好きだという共通事項があるだけでコミュニケーションがとれ、大雑把な部分は感覚で通じるものだ。(それにしても、ここのところ英語ができればと思うシーンが日常の中で多すぎる(-_-;))
今回の「プラハと日本の音楽の出会い」という企画も貴重だが、座敷に座り割り箸でとんかつをつまんでいるTrabandも中々あるものではないのだ(笑) ちなみにチェコにもとんかつに似た料理があるとのこと。


食事の後は、IRISH PUB の O'Carolan's(オキャロラン)へ移動し、改めてグラスを合わせ乾杯!日本語やそれぞれの名前の由来などについても語っていた。店内にピアノを発見すると、ほかのお客さんも合流し即興演奏が始まった。やっぱりどこでもリズムを刻む。

別れ際に駅前で熱唱する彼ら。
思わず交番のおまわりさんに頭をさげた私であった^^;
偶然にも、この日は満月。
大きくオレンジに光る月も笑っていた。たくさんの思い出をThanks!