Vol.36 いまどきの中目黒(目黒川沿い)

Angie2004-02-25

久しぶりに地元の商店街から目黒川の桜並木沿いを歩いた。高校生の娘が学校の授業で「商店街」というテーマでホームページを作っている。一緒にその素材探しをするためだ。

駅前の再開発でGTタワーが建ってから、「目黒銀座」と呼ばれる古くからある商店街の中でも、ところどころで建物の建てかえ工事が行われている。なんと移り変わりが早いんだろう。そんな中、Used Shopや個性的なCafeやBar、アートを取り入れたセレクトショップがつぎつぎとオープンしている。

興味をひくのが、その多くがもとの建物をそのまま生かして、さらに斬新な内装でシンプルに仕上げてある。あるものを活用して、そのテーマをうまく主張しているのだ。目黒には、ホテル・クラスカのように遊び心的付加価値をつけたものも登場している。どれもリノベーション(再生)が根底にある。


目黒川沿いは3月下旬になると桜まつりでにぎわう。800本以上あるという桜が満開になると本当にきれいだ。散策ついでに、この川沿いの以前から気になっていた「記憶の共有」がテーマの「上目六さくらショッピングセンター」に立ち寄った。「omamori pasta kitchen」や酵母を使ったパンを焼いているopatoca(オパトカ)」が、古い木造建ての一軒家を改築した中にオープンした。こんな近くにオーガニックなパンがテイクアウトできるところやCafeがあったとは…たまには家の近くも歩いてみるものだと思った。(日常の買い物は重量があるので車で直行なのだ)

そのほかにも話題によくあがるチーズケーキ屋さんやボタン専門店、古い寺山修司の本などが何気に並んでいる COW BOOKS というお気に入りのブックストアなどなどが続く中、新築のビルを発見。桜の季節を前にどのようなスペースになるのか楽しみだ。企業が資本を投資してどんどん新しいものを創りだしているけれど、地元にあるものを残しながら融合していくという風潮が広がっているのも確かだ。 さて、いまどきの高校生はこれらをどう表現するのだろう(^^♪

→写真はフォトログに掲載