Vol.158 ちょっと早い紅葉狩り 〜 河口湖 もみじ回廊
富士急ハイランド近くに住む妹の家に用事があり、週末を利用して移動するために、首都高を抜け東名の御殿場経由で河口湖まで車を走らせる。
今年は木々が色づくのが少し遅いということで、紅葉の季節には中々タイミングがあわないものだと思っていたら、西に向かうにつれ山々の頂上付近が赤や黄色に色づいてきていた。帰り際には、甥たちと河口湖畔をぐるりとまわりもみじ回廊を散策。河口湖大橋が無料化されたことや、まだ少し季節が早いこともありどこもスムーズに移動ができ、たくさんの木々に囲まれ久しぶりにほうとうなどで温まる。
ほうとうは、山梨県の郷土料理で平たいうどんを野菜などと煮込んだもの。自宅でたくさんの根菜などと自己流で煮込んで食べることはあるが、年に数回は山梨を訪れるのに本格的に食べたのはこれが2回目だ。富士吉田はうどんも有名だそうだが、食べたことがなかったのでその日の朝に打ったばかりのものを自宅用に購入した。東京にいて東京タワーなどに行かないのと同じで、あまりにも近いところの郷土料理などは以外と気づかないものなのだ。
都内ではまだ昼間は半そでで過ごせるほど暖かかったが、富士山の麓という地域でもあり、湖畔は東京とは随分と気温が違う。朝方には車の上にうっすらと朝露や霜がおりていた。冷え込んだ空気の中、来週から月半ばにかけては紅葉も一段と色づきライトアップされた回廊は多くの人でにぎわうことだろう。
