Vol.162 蔵元見学(渡辺酒造)とTOKYO-X・東京エックスを試す 〜 立川

Vol.162 蔵元見学(渡辺酒造)とTOKYO-X

早朝、食に感心のある友人たちと立川で待ち合わせ…渡辺酒造という日本酒の蔵元見学に行った。先日…都内下町の居酒屋の集まりで試飲させてもらったものだ。蔵元の前には大きな一升瓶のオブジェがど〜んと立っていてひと目でわかる。蔵というので、土蔵のような造りの建物を想像していたのだけど、創業以来の大きなレンガ造りの煙突だけはそのままの姿で、中の施設は近代的で清潔感あふれていた。何だか酒造りというと、木の大きな樽に仕込みをして、それを難しい顔でかき回している職人の姿がイメージとしてあるのだけど、ちょっと古かったようだ^^;
今どき木の樽で仕込みをしているところは、衛生面や掃除のことを考えてもあまりないそうだ。こういうものは、実際に見てみないとわからないものだとつくづく思った。お米や水の話から酒造りの工程まで、時間をかけてじっくりと説明していただき、大きな発酵タンクの中までのぞかせてもらった。
まだ酵母の発酵途中はガスが発生するということでタンクの穴に顔を近づけると、炭酸ガスが鼻に抜けるような刺激で思わずびっくり!できあがったばかりの濾過していないお酒は薄く色づいていた。いつも見ている一升瓶の中のイメージは透明だと思っていたので、その瓶詰めに至る過程まで話を聞くことができた。蔵の中は、よい香りと独特の酵母の匂いに包まれていたせいか、みんな帰りにはショールームでお酒を真剣に選ぶ…。私は酒粕を譲ってもらい、帰宅してからさっそく新鮮な生魚を漬け込んだ。

蔵元を後に、今度はTOKYO-X・東京エックスを扱っているシュトゥーベン・オータマ(大多摩ハム)でちょっと遅めのランチ。大多摩ハムでは、ハム工房の手作り工場施設の見学も繁忙期以外なら受け付けている。TOKYO-Xのハムとソーセージの盛り合わせとビールで小休憩…。TOKYO-Xは、美味しさと安全生産にこだわった豚肉でオンラインでも購入できる。
新宿から小一時間…ちょっとした小旅行気分の一日だった。
渡辺酒造 http://www.ginsetsu.co.jp/
TOKYO-X・東京エックス物語 http://www.otama.co.jp/tokyo-x/story/story1.htm
大多摩ハム http://www.otama.co.jp/
シュトゥーベン・オータマ(直営レストラン)http://r.gnavi.co.jp/g371300/

蔵元見学
蔵元見学

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