Vol.62 富士山麓、ひまわりが見ていたもの

睡蓮

今年の夏は仕事が切れることなく、長期の旅行の計画は無理なようだ。それでもクライアントの夏季休暇の合間に、山梨の河口湖まで車を走らせた。中央高速は相変わらず坂とカーブの連続で、東名や関越などとは運転していても緊張感が違うものだ。台風が近づいていることともあり風も強かったけど渋滞もなく約1時間半のドライブだった。

山中湖近くにひまわりの咲いているところを発見! 花畑の中でも自然な感じで咲いていて、その後ろには富士山が…。天候のせいかグレーの雲と白い入道雲が入り混じり不思議な景色が現れた。快晴でくっきりの山とは違って別の趣がある。雲の動きも高さによって変わるので見ているだけで厭きない。何とか雲の変化を写真で表現したかったけど「これは静止画では再現できないな」と心に刻むことにする。ひまわりの季節もそろそろ終わりなのか、その視線の先には既にコスモスの花が開き始めていた。そう、ひまわりが見ていたのは「秋の気配…」。

水車の近くには大きな百合の花が咲き、水辺には睡蓮が…。前日は富士山の五合目まで車を走らせたりと久しぶりにPCから離れたひととき…たくさんの緑に出会えた旅だった。

そういえば、この地域の湖の周りにはサイクリングロードがあると聞いていて「いつかは走ってみたいな」と安易に考えている。周辺はどんな感じだろうと確認してみたが、結構坂道が多いことに気づいた。富士山の麓だものね^^;


富士山麓でひまわりが見ているものひと休み水車

→写真はフォトログに掲載