Vol.58 松見坂で午後のブランチ

ドーヴェチェラフォンテ

「ドーヴェチェラフォンテ」という店の名は、イタリア語で「泉のあるところ」という意味だそうだ。
古くからの友人と、久しぶりに松見坂の交差点近くのお店でブランチ&近況報告。家から近いこともあり中々入ることもなかったお店だけど、いつも前を通るたびに気になっていた場所だ。季節の有機野菜や旬の新鮮な魚介類などの素材が使われた料理は、南イタリアスタイルでそれを心地よいタイミングでだしてくれる。やわらかい日差しが差し込む中、プライベートなひとときをくつろぐにはぴったりのところだった。

そういえば、こうして年に何回か会う友人があちこちにたくさんいる。仕事とは何の関連もないプライベートな付き合いなので、会わない時間が長くなることもよくあるけど何年も音沙汰がないということはないのが不思議だ。久しぶりに会うと、それぞれの生活の中で環境の変化があるのはもちろんのことだけど、出合った頃とは価値観が変わってきたりするのも、つきあいが長いから仕方ないのかもしれないと最近ふと思う。きっとそれぞれ生活の中でいろいろな人に出会い、いろいろな影響を受け今日の自分自身があるに違いない。みんなそれなりに進化しているのだ。

それに、価値観が違ってきたからといっても、その人だということに変わりはないのだから別にマイナスに思うことは何もない。(これが初対面の人だったら違和感を感じるのだろうな〜) 私は、いつも仕事が中心の生活をしているだけに、主婦話や受験についての情報交換など、時にはちょっと新鮮に思えた一日となった。

→写真はフォトログに掲載